こんな症状はありませんか？

• テニス肘・ゴルフ肘・野球肘
• 肘内障
• 変形肘関節症
• ヘバーデン結節
• 母指CM関節症
• 手根管症候群
• ばね指
• 肘部管症候群

テニス肘・ゴルフ肘・野球肘

なりやすい人

肘を良く使うスポーツ など

• テニス肘

  

  テニス肘は、医学的には上腕骨外側上顆炎と呼ばれる疾患です。テニスのように手首を回す動作を頻繁に行う方に多く見られます。ほかにも野球、重量物を持ち上げる作業などでも発症します。

• ゴルフ肘

  

  ゴルフ肘は、医学的には上腕骨内側上顆炎と呼ばれる疾患です。ゴルフのスイングなど、手首を曲げる動作を頻繁に行う方に多く見られます。またテニスやバドミントンなどのラケットスポーツを行う方も注意が必要です。

• 野球肘

  

  野球肘は、主に成長期の野球選手、特に投手に多く見られることから名づけられました。投球動作を繰り返すことで、肘関節に過度の負荷がかかり、痛みや炎症が生じます。

スポーツ障害

肘内障

なりやすい年齢

生後6ヶ月、2～6歳

肘内障は、強く腕を引っ張られたり、強い外力が加わったりすることで、肘の靭帯から橈骨頭が外れかかる状態です。突然の肘の痛みと可動域制限が特徴で、5歳未満の小児に多く見られます。

変形肘関節症

なりやすい人・年齢

30～50代、肘を良く使うスポーツ

変形性肘関節症は、加齢や関節炎などにより、肘関節の軟骨が摩耗し、骨の変形を伴う変性疾患です。高齢の男性や、肘を頻繁に使用するスポーツ選手に多く見られます。

スポーツ障害

ヘバーデン結節

なりやすい年齢

40代～

指の第一関節に起こる変形性関節症の一種です。中年期以降の女性に多く見られます。指の関節に痛みや腫れが生じ、こぶ状の隆起が形成され、複数の指に同時に発症することも多いのが特徴です。加齢や指の過度な使用が原因と考えられています。

母指CM関節症

なりやすい年齢

40代（特に50～70代）

親指の付け根にある手根中手関節（CM関節）の変形性関節症です。CM関節の軟骨がすり減り、物を握る動作で痛みが生じ、重症化すると激痛および可動域制限が現れます。中年期・高齢期の女性に多く見られます。

手根管症候群

なりやすい年齢

50代

手首にある手根管という狭い通路で神経が圧迫されて起こる症状です。中年以降の女性に多く見られ、手の過度な使用、ケガ、腫瘍などが原因と言われていますが、詳しいことはわかっていません。手や指のしびれ、痛み、力が入りにくくなるなどの症状が特徴です。

ばね指

なりやすい年齢

50代

指を曲げ伸ばしする腱（屈筋腱）とその腱を包む腱鞘に炎症が起こり、腱の滑らかな動きが妨げられる状態です。指の過度な使用が原因で起こります。指を曲げ伸ばしする際に引っかかる感じや痛みなどの症状が現れます。

肘部管症候群

なりやすい年齢

60～70代

肘の内側にある尺骨神経が肘部管という通路で圧迫されて起こる症状です。薬指と小指のしびれ、手の細かい動きが難しくなるなどの症状が見られます。主な原因としては、肘の変形や肘の変形性関節症により、とげ状の骨が形成されたり、こぶのような腫瘤が発生したりといったことが挙げられます。