首の痛み
こんな症状はありませんか?
- 首に痛みを感じる
- むち打ちの症状が改善しない
- 寝違えて首を痛めた
- 首を動かしづらい
- 首が凝っている
- 手がしびれている
- 首が回りづらい
- 足にこわばりがあり歩行に影響が出ている
ストレートネック
- なりやすい年齢
- 10代~30代
人間の頭部の重量は約5kgと非常に重いのが特徴です。ただ、人間の頸部には独特のカーブが存在し、頭部の重さを効率的に分散してくれます。
しかし、「ストレートネック」と呼ばれる状態になると、頸椎が直線状になっているので、首や肩に過剰な負担をかけてしまうのです。
単なる痛みにとどまらず、頸椎のヘルニアなどの深刻な健康問題につながる可能性もあります。そのため、ストレートネックの兆候が少しでもあれば、適切な治療を受けることが非常に重要です。また、日常生活では、正しい姿勢を保つことを心がけ、長時間の同一姿勢は避けるようにしましょう。
症状
- 肩、首、肩甲骨のこりや痛み
- 目の疲れ・集中力の低下
- 頭痛・耳鳴り
- 猫背
- めまい・吐き気
- 体のだるさ
- 手足の冷え
- 腕や手のしびれ
- 頸椎の関節圧迫による神経の障害
- 壁に後頭部がつかない
頚椎症
- なりやすい年齢
- 20代~40代
椎間板は、背骨を連結し、衝撃を吸収するクッションのような役割を担っています。しかし、加齢とともに椎間板の弾力性が失われ、変性が進行すると、脊髄や神経根への圧迫が生じ、様々な症状を引き起こします。これが頚椎症です。
頚椎症は2種類に分類されます
-
頚椎症性脊髄症
頚椎症性脊髄症は、脊髄が圧迫されるタイプの頚椎症です。脊髄の圧迫により、歩行能力の低下や感覚障害、排尿障害(頻尿や排尿困難)などの症状が現れます。重症化すると、手足の麻痺や運動機能の著しい低下を引き起こす可能性もあります。
症状
- 歩行困難
- 感覚障害
- 排尿障害
- 頻尿
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頚椎症性神経根症
頚椎症性神経根症は、神経根が圧迫されるタイプの頚椎症です。腕や手の痺れ、痛み、脱力、筋力低下、感覚障害などの症状が生じます。神経根の圧迫箇所に応じて、特定の部位に症状が現れる傾向が見られます。
症状
- 感覚障害
- 上肢の痺れや痛み
- 脱力
- 筋力低下
頚椎椎間板ヘルニア
- なりやすい年齢
- 60代
頚椎椎間板ヘルニアは、加齢による椎間板の変性や過度な負荷などによって、椎間板が破損し、その一部が飛び出している状態を指します。飛び出した椎間板が周囲の神経を圧迫することで、痛みや痺れなどの症状を引き起こすのが特徴です。
椎間板ヘルニアは2種類に分類されます
圧迫される場所により、脊髄症・神経根症があり、それぞれ症状が違っています。
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脊髄症
脊髄が圧迫されることにより症状が現れます。
症状
- 手の痺れや動かしにくさ
- 足のこわばり
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神経根症
神経根が圧迫されることにより症状が現れます。
身体の片側で下記のような症状が起こることが大半です。症状
- 首の痛み
- 首から背中にかけての痛み
- 手指の痛みや痺れ