腰・背中の痛み
こんな症状はありませんか?
- 背中が痛む
- 腰が痛む
- 背中が痺れる
- 歩くのがつらい
- 突然痛みを感じるようになった
- 腰を曲げると痛む
- 手が痺れる・痛む
- 痛くて寝返りを打てない
側弯症
- なりやすい年齢
- 10~15歳
脊柱(背骨)が左右にカーブする病気です。小学校高学年から中学生の頃に、突然発症することが少なくありません。
初期の段階では、自覚症状がほとんどないのが特徴ですが、進行すると慢性的な背中や腰の痛みを伴うようになります。さらに、胸の変形がひどくなると、肺の機能が低下する可能性があるため、注意が必要です。
症状
- 背中や腰に痛みがある
- 肺活量が減少する・息切れしやすい
- ウエストラインが左右非対称
- 背中がねじれる・横に曲がる
腰椎椎間板ヘルニア
- なりやすい年齢
- 20~40代
腰の骨(腰椎)の間にあるクッション(椎間板)が後ろに飛び出し、周りの神経や馬尾神経を圧迫することで、腰の痛みや足の痛み、しびれなどの症状を引き起こす病気です。
中高年の人に多くみられ、加齢による変性やケガ、過度な負担などが主な原因となります。
症状
- 腰が痺れている・痛みがある
- 重心を掛けるとしびれや痛みがひどくなる
頚椎椎間板ヘルニア
- なりやすい人・年齢
- 30~50代
加齢による変性やケガ、悪い姿勢などが原因で、首の骨(頚椎)の間にあるクッション(椎間板)が後ろに飛び出し、周りの神経や脊髄を圧迫している状態です。首の痛みや腕の痛み、しびれ、力が入りにくくなるなどの症状を引き起こします。重症の場合は、手足の麻痺や歩行障害などが現れることもあります。
症状
- 首の後ろから背中の広範囲にかけて痛みがある
- 手に痺れや痛みがある
- 胸の痛みがある
- 足がこわばっている
ぎっくり腰(急性腰痛症)
- なりやすい年齢
- 30~50代
医学的には急性腰痛症と呼ばれる病気です。重いものを持ち上げたり、急に体をひねったりすることで、腰に大きな負担がかかり、発症します。
腰の筋肉や靭帯、椎間関節などの組織が、急な負担に耐えきれずに損傷を受け、激しい痛みが生じます。症状の改善には体を休めることが効果的です。症状が落ち着いてきたら、物理療法や運動療法を行い、再発防止に努めましょう。
症状
- 急に腰に激痛がはしる
- 歩くと腰が痛む
- 腰の痛みで身体が思うように動かせない
腰部脊柱管狭窄症
- なりやすい年齢
- 50代~(特に60~70代)
腰の骨(腰椎)の脊柱管が狭くなることで、脊髄や神経が圧迫され、足の痛みやしびれ、歩行障害などの症状を引き起こす病気です。
脊柱管の狭窄は、加齢による変性変化や椎間板ヘルニア、とげ状の骨(骨棘)の形成、黄色靭帯の肥厚などが主な原因となります。
症状
- 足の痺れや痛み
- 肺尿障害
- 足先が冷たくなる
- 痛みで歩けなくなっても、少し休むとまた歩けるようになる
- 足が火照る